こんにちは。アニメで英語を楽しみながら勉強しています。
今回は「コードギアス 反逆のルルーシュ」から、
誰もが知っているあのセリフを取り上げます。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」のセリフを英語で言おう!
「コードギアス 反逆のルルーシュ」第1話より、
作品を代表する、有名なセリフの一つです。
撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。
英語ではこちら。
The only ones who should kill are those who are prepared to be killed.
ほとんどそのままの訳ですね。
ただ、受験生にとってもぜひ抑えておきたい表現があります。
関係詞です。
「撃っていい人」は英語で?関係代名詞を抑えよう
The only ones who should kill
(他人を)殺すべき唯一の人々
先行詞(修飾される名詞)が the only ones 、
関係節(修飾する文のかたまり)が who should kill
ですね。
one は「人」の意味で、 ones は複数形です。
「先行詞に only があるから、関係詞は that じゃないの?」
と思う方もいらっしゃると思います。
基本はそれで覚えておいて問題ありません。
ただし、先行詞が人・主格の場合、 who を使うことがあるそうです。
さて、ここの should の訳が悩むところですが、
「〜すべき」、あるいは、「〜して当然」といった訳で良いでしょうか。
「殺すべき」、あるいは、「殺して当然」となりますかね。
私も皆さんと一緒に勉強するというスタンスで行きたいので、
もっと上手い訳があるという方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
先行詞 those は「人々」の意味!受験生は必須知識!
those who are prepared to be killed
殺される覚悟ができている人々
those は「人々」の意味です。
those who 〜
というように、those の後ろに who で始まる関係節があれば、
ほぼ「人々」の意味であると考えて良いでしょう。
「人々」の意味を表す those は、次の例文で覚えるのが定番です。
Heaven helps those who helps themselves.
天は自ら助くる者を助く
「自ら努力する人には、天が助けてくれ、幸福をもたらす」
という意味だそうです。
正直、英語の学習以外でこれを見たことがありません(^o^;)
prepare の訳は、
「用意する」が一般的ですが、
辞書を見ると「覚悟をさせる」というのもありますね。
ルルーシュのセリフには元ネタがある!?
さて、このセリフ、
コードギアスが元ネタと思いきや、違うようですね。
アメリカの小説家レイモンド・チャンドラーの小説『大いなる眠り』の、
主人公のフィリップ・マーロウのセリフがこちら。
Take my tip—don’t shoot it at people, unless you get to be a better shot. Remember?
これが意訳されたものが、
「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ。」
今回のかっこいいセリフが生まれたわけですね。
参考リンク
http://moto-neta.com/anime/utteiinoha/
以上です。
ありがとうございました。
コメント