名探偵コナンの決めセリフ、「真実はいつもひとつ!」
名探偵コナンの主人公、江戸川コナンくん。
彼の決め台詞の
真実はいつもひとつ!
はあまりにも有名ですね。
アニメを見たことがない方も、どこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
「真実はいつもひとつ」は英語で?
英語の翻訳はこうなっています。
One truth prevails.
なんと、たった3語。
かっこよくないですか!?
コナンの決めセリフで英単語を覚えよう!
「真実」は英語で truth
truth
[名詞] 真実
意味を知らなかったよ、という方は、
以下の単語と一緒に覚えておくと良いですね。
true
[形容詞] 真実の、本当の
コナン役の声優の音楽ユニット、「TWO-MIX」って知っていますか?
ちなみに、truth といえば、
音楽ユニット「TWO-MIX」が
「TRUTH 〜A Great Detective of Love〜」
という曲を歌っていらっしゃいますね。
ボーカルは江戸川コナン役の高山みなみさん!
コナン好きの皆さんには常識でしょうか(^o^;)
アニメにも登場しているので、興味のある方はこちらをどうぞ。
【ytv公式サイト】
人気アーティスト誘拐事件(前編) – 事件ファイル|名探偵コナン
https://www.ytv.co.jp/conan/archive/k1169487.html
真実が「打ち勝つ」
さて、英語に戻ります。
prevail
[動詞] 打ち勝つ
なかなか見ない単語ですね。
日本語に訳すのが難しい単語です。
辞書を見るといろいろな意味が書いてあるので、
一通り目を通しておくと良いと思います。
語源は
pre(前)+ vail(値)
で、「価値が前に広がる」
ということのようです。
価値というと value という単語がありますが、
確かにスペルが似ていますね。
セリフでは3単現の s が付いています。
「いつも」は always だけど…?
ここまで読み進めてくださった皆さんの中には、
あれれ〜?おかしいぞ〜?
とお思いの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そうです!
先ほど挙げた英訳を直訳すると、
「真実は打ち勝つ」ですから、
「いつも」に相当する単語がありません。
実は、
One truth will always prevail.
のように訳されているときもあります。
日本語の「いつも」を訳すという意味では、
こちらの方が厳密なような気がします。
しかし、英語の意味を考えると、
always がなくても何もおかしくありません。
なぜでしょう?
それは、「現在形」は、
今を含む広い時間を表すからです。
たとえば、
I study English.
と言うと、私はいつ英語を勉強するのでしょうか。
昨日も今日も明日も、英語を勉強する、
ということを表します。
いわゆる「習慣」というものですね。
今この瞬間、英語を勉強している最中でしたら、
I am studying English.
と、現在進行形を使います。
コナンのセリフに戻ります。
「真実はいつもひとつ」も、
今この瞬間だけ成り立つわけではなく、
普遍的に成り立つものです。
ですから、現在形がぴったりとハマり、
always がなくても、「いつも」のニュアンスが出せるわけです。
……と私は考えておりますが、いかがでしょうか(汗)
ちなみに、私は、
One truth will always prevail.
の方が好きです (^o^;)
おわりに
それにしても、端的でビシッと決まりますね。
ぜひ、コナンくんのようにかっこよく言って、真似してみましょう!
以上です。
ありがとうございました。
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