「自由ってなんて美しく過酷なんだろう」は英語で?【約束のネバーランド】

アニメ『約束のネバーランド』の英語吹き替えのセリフを扱います。

「自由って、なんて美しく、 なんて過酷なんだろう」は英語で?

『約束のネバーランド』第2期(Season 2)第1話「EPISODE1」の冒頭より、エマのセリフ(思考)です。
ハウスから逃げ出したエマたちが、「鬼」に追われているシーンです。

エマ: 自由って、なんて美しく、 なんて過酷なんだろう

『約束のネバーランド』という作品を象徴するセリフですね。

ちなみに、原作コミックの表記は、「過酷」ではなく「苛酷」となっています。

自由って なんて美しく 苛酷なんだろう

英語吹き替え版のセリフはこちら。

Emma: I didn’t think freedom could be so wonderful… and so terrifying.

英語吹き替え版のセリフも、気持ちが伝わってきて素敵ですね!

英語の意味・表現・文法

それでは、英語の意味を見ていきます。
今回は文法的には簡単なので、中学レベルの英語で十分理解できるので、嬉しいですね。

I didn’t think freedom could be so wonderful… and so terrifying.

I didn’t think で、私は思わなかった、考えなかった、ですね。

think の後に、文のかたまり(節)が来ます。
that が省略されていると考えても良いですね。

freedom could be so wonderful and so terrifying

could が英語らしくて良いですね。
could は can の過去形ですから、「可能性」を表していますね。

didn’t think と過去形を使っているので、think の中身も過去形になっています。
時制の一致ですね。

「可能性」を「〜でありうる」としておくと、
そんなに wonderful で、そんなに terrifying でありうるとは、思わなかった、
という感じになりますね。

terrifying : [形] 恐ろしい

terrify は他動詞で「〜をひどく怖がらせる」なので、
ing の形になると、「ひどく怖がらせるような」、つまり「恐ろしい」ということですね。

他動詞に ing を付くと形容詞の意味になるものとしては、interesting がメジャーですね。
interest は他動詞で「〜に興味を持たせる」、
interesting は形容詞で「興味を持たせるような」、つまり「面白い」ということですね。

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