「逃げちゃダメだ」「やります。僕が乗ります」は英語で?【エヴァンゲリオン】

エヴァンゲリオン新劇場版の英語吹き替えのセリフを見ていきます。

「逃げちゃダメだ」「やります。僕が乗ります」は英語で?

映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』から、碇シンジのこのセリフを扱います。

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エヴァンゲリオンを代表する、非常に有名なセリフですね。

碇シンジが、エヴァに乗ることを決意するシーンです。
テレビアニメの第1話としても、お馴染みのセリフです。

英語吹き替え版のセリフはこちら。

Don’t run away. Don’t run away. Don’t run away. Don’t run away. Don’t run away. Fine, I’ll do it. I’ll pilot the Eva.

わかりやすい英語ですね。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。

逃げちゃダメだ

Don’t run away.

「逃げちゃダメだ」も “Don’t run away.” も、5回と揃っています。
命令文で「逃げるな」ですから、これはそのままですね。

やります

Fine, I’ll do it.

“I’ll do it.” は「私がやります」ということですが、
will は「意志」を表しますから、
その場でピンと決めるイメージですね。

よく will と be going to の区別の話がなされますが、
ここで I am going to … と言ってしまうと、
エヴァに乗ることを計画していた、予定していた感じになってしまいますね。

綾波レイが苦しむ姿を見て、その場で決めるわけですから、
やはり will がしっくり来ますね。

さて、fine の使い方が英語らしいですね。

How are you? の返事として、
I’m fine, thank you. というのはあまりにも有名なフレーズですが、
そもそも fine は「立派な」「素晴らしい」といったような意味ですね。

ここでの fine は「もういいよ」「結構だよ」という感じでしょうか。
碇シンジは、父親(碇ゲンドウ)にいきなり呼び出され、得体の知れないエヴァに乗れと言われ、
逃げ出したいけれども、目の前で苦しむ綾波レイを見て、決意を固めます。
わかったよ、やってやるよ、という気持ちが伝わりますね。

僕が乗ります

I’ll pilot the Eva.

Will が使われているのは先ほどと同じです。
ここでは何と言っても、pilot が動詞として使われているのが特徴的ですね。

カタカナで「パイロット」という言葉は、日本語でもよく使います。
それが動詞として使われているのですから、意味は十分に推測可能ですね。

ここではエヴァを「操縦する」という意味で使われています。
英語らしくてかっこいいですね。

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