「CLANNAD」の冒頭の渚のセリフを英語で!
こんにちは。アニメのセリフを英語で楽しんでいます。
今回は、Key の名作「CLANNAD」から。
「CLANNAD」の冒頭の渚のセリフです。
私はもうこれだけで泣けてきます。
渚: この学校は、好きですか。 わたしはとってもとっても好きです。 でも、なにもかも…変わらずにはいられないです。
上の2行は、実際の英語を見る前に、
英訳に挑戦してみても良いですね。
簡単な英語で作れます。
「この学校は好きですか?」は英語で?
それでは英語のセリフはこちらです。
Nagisa: Do you like this school? I have to say that I love it very, very much. But soon, everything changes. Well, at least it does eventually.
1行ずつ見ていきましょう。
英語も簡単!「この学校は好きですか?」
Do you like this school?
「この学校は好きですか。」
説明不要ですね。
「言わざるを得ない」は have to say で、英語らしい表現!
I have to say that I love it very, very much.
I have to say that 〜
「私は 〜 と言わなければならない」
→「私は 〜 と言わざるを得ない」
これ、いかにも英語らしい表現だと思うんですよね。
「 have to 動詞の原形」で 、
「〜しなければならない」
という意味ですが、
「言わなければならない」と言っても、
何か義務があるわけではないですよね。
ニュアンスとしたら、
そう聞かれたら、そう言わざるを得ない、そう認めざるを得ない、
といった感じでしょうか。
I love it very, very much.
私はそれ(=この学校)がとてもとても好きです。
very は繰り返し使えますが、
学生の皆さんは英作文の語数を稼ぐために使いすぎないでくださいね(笑)
「everyは単数扱い」に「at least」など、受験生は覚えたい表現がいっぱい!
But soon, everything changes. Well, at least it does eventually.
直訳は、
「しかし、すぐに、全てが変わります。ええと、少なくともそれ(=全て)は最後には変わります。
but
[接続詞] だが、しかし
soon
[副詞] もうすぐ
映画の予告で
Coming soon… (まもなく公開)
とよく言いますよね。
Everything changes.
「全てが変わります。」
everything
[代名詞] 全て(単数扱い)
change
[動詞] 変わる、変化する
受験生には定番ネタの
「every は単数扱い」
ですね。
change に3単現のsが付いていますね。
every は、ひとつひとつに焦点を当てるイメージです。
ゆえに、単数扱いです。
反対に、all は複数扱いです。
well
[間投詞] ええと
「つなぎ言葉」と呼ばれるものですね。
at least
少なくとも
least は little の最上級です。
little – less – least
と変化します。
at は「点」のイメージですから、
「最も少ない点でも」
→「少なくとも」
ということですね。
at は「点」を表すので、
最上級とは相性が良いですね。
折れ線グラフをイメージして、
数値が最も大きくなる点が最上級、
という感じでしょうか。
It does eventually.
eventually
[副詞] 結局、ついに、最終的に
さて、もう一つ。
代動詞の does です。
英語は「繰り返しを嫌う言葉」です。
代名詞という言葉はよく使いますね。
代名詞は、同じ名詞を避けるため、繰り返しを避けるために使います。
代動詞も同じことです。
直前に change(s) という動詞があります。
これを繰り返しています。
今回は、3単現のsが付いているので、
do ではなく does となっています。
Do you like dogs?
に対して、
Yes, I do.
と答えるときの、do も同じ役割です。
Yes, I like dogs.
と答えても良いですが、繰り返すと少ししつこいですよね。
以上です。
ありがとうございました。
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