劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』
劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』は、名探偵コナンの映画の記念すべき第1作です。
この記事は、劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』のネタバレを含みます。
「赤い糸は新一とつながってるかもしれないでしょ?」は英語で?
米花シティービルに仕掛けられた爆弾。新一(コナン)に電話で助言をもらいながら、爆弾の解体に挑む蘭。解体は順調に進むかと思われたが、最後に設計図には載っていない赤と青のコードが残る。蘭はどちらを選ぶのか?
だって、切りたくなかったんだもん。 赤い糸は新一とつながってるかもしれないでしょ?
劇場版『名探偵コナン 時計じかけの摩天楼』の最後の蘭のセリフです。
英語ではこちら。
I… Because I didn’t want to cut the… Because I’ve never… I’ve never cut the red one. It’s the thread that connects Jimmy and me.
それでは、一つずつ見ていきましょう。
I… Because I didn’t want to cut the…
I… Because I didn’t want to cut the…
直訳すると、「なぜなら私は切りたくなかったからだ。」です。
日本語のセリフの「だって、切りたくなかったんだもん。」とほとんど一緒ですね。
Because 〜.
(Why 〜?という質問に対して)なぜなら〜だから
Because I’ve never… I’ve never cut the red one.
Because I’ve never… I’ve never cut the red one.
I’ve は I have の短縮形ですね。
have never cut で、「切ったことがない」。
「have + 過去分詞」で現在完了です。
never があるから、「一度も〜ない」ですね。
one というのは代名詞で、名詞の繰り返しを避けるために使います。
直前のコナンのセリフで、the red code「赤いコード」という言葉が出てきます。
ここでは、code という名詞を繰り返さないために、one という代名詞が使われています。
It’s the thread that connects Jimmy and me.
It’s the thread that connects Jimmy and me.
thread
[名詞] 糸
日本語でも「スレッド」という言葉をパソコン関係で使いますね。
connect
[動詞] 〜をつなぐ
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のオープニング曲は、ClariSの「コネクト」ですね。
アニメ好きの方ならご存知の方も多いかと思います。
さて、ここで使われている文法事項としては、関係代名詞のthatがありますね。
the thread that connects Jimmy and me
「ジミーと私をつなぐ糸」
the thread「糸」と先に言ってしまって、
後ろから、that connects Jimmy and me「ジミーと私をつなぐ」と説明します。
英語版『名探偵コナン』の工藤新一は「Jimmy Kudo」
「ジミーって誰!?」って思った方もいらっしゃるかと思います。
英語版『名探偵コナン』は登場人物の名前が英語の名前になっています。
工藤新一は「Jimmy Kudo」です。
Kudo はそのままなんですね(笑)
コメント